書籍等掲載情報
【その他情報】
蔵人やタイ捨流は、雑誌のほか小説や漫画などにも登場しています。
その一部をご紹介致します。
【ドリフターズ/平野耕太(少年画報社)】
主人公である島津豊久がタイ捨流の使い手。
【武装少女マキャヴェリズム
/黒神遊夜・神崎かるな(KADOKAWA)】
天下五剣の一人、花酒蕨がタイ捨流の使い手。
【蔵人 VS 柳生宗矩】
柳生石舟斎が息子、柳生宗矩が将軍家指南役として天下一を標榜すると丸目は怒って江戸に赴いた。「我こそ天下一の使い手」と立て札を立てて御指南役の柳生但馬守宗矩に一戦を挑んだが、勝ち目が薄い上に勝っても利がないと踏んだ宗矩は「柳生は東の日本一、丸目殿は西の日本一」と言って事無きを得た。また一説によると丸目はこの時柳生家と取引を行い、相良藩にも忍者の組織を持つことを認めさせたといわれている。この後丸目は柳生新陰流に対する挑戦状として使った日本一の立て札を清水寺に奉納した。しかし、これが残っていると天下の柳生新陰流の名に傷が付くとして柳生宗矩は忍びを放って清水寺ごと焼いてしまった。これが江戸時代の清水寺炎上の原因であると言う。この話の後日談である。
【蔵人 VS 宮本武蔵】
73歳の爺ちゃんに29歳の青年剣士。
しかもあの巌流島で佐々木小次郎をやっつけて一番意気があがっておる宮本武蔵が一つお手合わせをとやって来た。
丸目蔵人はそれまで畑を耕していた。
そこに宮本武蔵が来てひとつお手合せをお願いしますと言う。とたんに今まで聞こえていた蔵人の耳が急に聞こえぬようになります。今まで聞こえておったのが、とたんに「何じゃ? あ、そうか腹へったか、おいでおいで。」「いや、一手お願いします。」「遠慮するな。芋粥なりと進ぜよう。」と家に連れていった。
囲炉裏の火の上には鍋がかかってごとごとごとごと。それを蔵人自ら芋粥をついで渡す。武蔵は少しも油断せず芋粥を食う。蔵人は平気で芋粥を食う。食ってしまうと、また畑に行くといって鍬をかついで出てゆきます。そしてこちらが家、こちらが馬屋。家と馬屋の狭い通路を蔵人は鍬をかついでひょっこひょっこ。73歳の老体が歩いていくわけです。宮本武蔵もその後から油断なくついて行った。
中ほどまで行った行った時にパーッと振り返った蔵人。肩の鍬を頭上に振り上げた。武蔵は左右が狭くて刀が抜けません。ましてや二刀の剣抜くわけにはいかん。蔵人は鍬で今にも打ちかかってきます。だかさすが宮本武蔵。タッタッタッターッと後ずさって出口まで行って身構えた。ところが蔵人はその様子を見てニタッと笑って向こうに行ってしまう。
それから後をついて行ったらもう黙―って畑を耕している。そこで宮本武蔵は「無敵、遠く及ばず」「ご教示、心根に徹しましてござります」と言って何処へともなく去って行った。
《アクセス》
《道場案内》
【定例稽古】(鏡武道館)
毎週火曜日 20時~22時
見学可能
【短期集中鍛錬】(本部道場 龍泉館および鏡武道館)
不定期 10時~16時
【子供稽古】(鏡武道館)
毎週火曜日 18時~20時
※クラスにより開始時間が異なります。
【熊本県外】
稽古会(自主稽古)
-
香港兵法タイ捨流(Hong Kong, China)
【人吉球磨兵法タイ捨流保存会】(青井幼稚園)
第2・第4木曜日 19時~21時
見学可能
《新着情報》
当流の最新情報は、各SNSサイトでご覧になれます。
《各種お問い合わせ》
入門ご希望の方やご質問は、こちら(お問合せ)より、お問合せください。